newsletter6月号
今月のハイライト
1. SIMCOM社のLTE通信モジュールを紹介いたします。
2. Thrive社の廉価版マイクロスピーカを紹介いたします。
6月は、梅雨の季節で、憂鬱な雨を連想される方も多いかもしれませんが、昨今は、異常気象が続き、梅雨といっても、なかなか実感できない年も見受けられます。さて、今年は、梅雨らい雨が期待できるでしょうか。都会では、いやな雨でも、田舎では、この時期の雨は、たいへん貴重です。お米や野菜には、必要な雨ということで、皆様も、水無月の雨を楽しんでみては、如何でしょうか。
1. SIMCOM社のLTE通信モジュールを紹介いたします。
SIMCOM社のSIM7500Jシリーズは、キャセイトライテック社により提供される、新規格「LTE Cat1」に対応した通信モジュールで、日本での認証取得(TELEC)済みで、かつ携帯キャリヤの相互運用試験(IOT)も推進中です。IoT,M2Mなど、広域での無線によるインターネット接続には、必須のものとなっております。SIM7500JCはDocomo、au対応、SIM7500JEはSoftbank対応の製品となります。
アプリケーション:
・産業機器
・モバイルインターネット端末
・無線機器
・スマートホーム、スマート家電
・セキュリティシステム
・流通システム
・スマート農業
特徴:
・LTE:SIM7500JC
(FDD-LTE,TDD-LTE), SIM7500JE (FDD-LTE)
・制御コマンド:ATコマンド
・LTE通信速度 :下り最大10Mbps, 上り最大 5Mbps
仕様:
・インターフェイス:USB, UART, SPI, I2C
・パッケージ:24mm x 27mm
環境側面:
・小型モジュールによる省スペース省資源
ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp 青木(アオキ)までお願いします。
2. Thrive社の廉価版マイクロスピーカを紹介いたします。
Thrive社は、ピエゾ薄膜製造技術を生かした圧電型マイクロスピーカーユニット、.pZBASS μSpeaker Bシリーズに、B2512C, B26C, B35C の3種の廉価版スピーカが追加されました。
ピエゾ素子を使用したスピーカは、インピーダンスが高く、ほとんど電流が流れない為、従来のマグネット式のスピーカと比較して、発熱による電力ロスを、低く抑えることが可能です。また、その形状・構造が、フラットでかつ薄型の為、タブレットなどのモバイル機器への応用が期待されます。
< B2512C > < B26C / B35C >
アプリケーション:
・ポータブルスピーカー
・モバイル機器
・カーナビゲーション
・スマート家電
特徴:
・HIFI再生 (400Hz-20KHz)
・省エネ再生(90%以上)
機能 (B35C):
・入力電圧: 50Vp-p
・再生周波数: 400Hz〜20,000Hz
・出力音圧: 89dB(10Vrms, 0.1m)
・静電容量: 400nF±30%
・質量: 0.7g
・寸法: 41 x 0.4t mm
・温度範囲: -20℃〜70℃
環境側面:
・RoHS対応
ご質問・お問い合わせは、マイクロサミット(株) sales@microsummit.co.jp 若山(ワカヤマ)までお願いします。